2011/12/20 9:27 pm
コンピュータから大切なデータを誤って消してしまったということになると、モニタ画面は真っ黒、頭の中は真っ白、どうしてよいのやら困惑しきりということになってしまいます。ハードディスク復活に向けて踏み出すべき第一歩は「あわてて被害を拡大させない」ということです。ハードディスクそのものは破損してはいないが、記録データ自体に障害がある状態を論理障害、ハードディスクそのものが故障してデータが取り出せなくなってしまった状態を物理障害といい、ハードディスク復活に向けての対応も変わってきます。アプリケーションソフトの不具合やウィルスによってパソコンの調子が悪い、あるいは、フォーマットや削除によって間違ってデータを消してしまうというのが論理障害で、緊急に対応することでハードディスク復活は比較的容易です。論理障害の場合、できるだけデータが消えた瞬間の状態を保存するようにし、新しくファイルを保存するのは避けましょう。復旧したかったファイルを完全に削除してしまうため、フォーマットなどは問題外です。パソコンの電源を立ち上げるたびごとに新規ファイルが作成され、データが救出しにくくなるので、そのまま復旧業者に持ち込みましょう。落下による衝撃や経年劣化によって、ヘッダが故障したり不良セクタが発生したりする物理故障を起こしたハードディスク復活は、素人の手に負えるものではありません。ハードディスク自体が精密機器ですから、物理故障の復活に向けてはクリーンルームなどの設備が不可欠になります。ホコリやチリのない環境下でハードディスクを開封し、データを外部メディアに吸い出してやれば、ある程度のデータが故障していないディスク面から救出できる可能性があります。この場合も、パソコンをオン・オフすればするほどハードディスクの故障が深刻になりますので、自分で何とかしようとせずに早急に業者に復旧依頼をしましょう。